

鉢よりふた回り大きめに穴を掘ります。地下水が多くてジメジメしているようなところは、植え穴を掘らずに、表土を耕し、そのまま根鉢を置いて、外側から土を盛ってやったほうが効果的です。
逆に土質が硬く,掘った植え穴に雨水が溜まって排水が困難な場合は、穴の中が酸素不足となって根がつかなくなりますから、やはり根鉢を置いた状態で上から土盛りしてやります。
■埋め戻し
穴底に、堆肥や腐葉土、油粕をスコップ一杯分位入れ、よく掻き回します。その上に間土をかけ、中央部分を少し高く盛り上げて、根が直接肥料に触れないようします。この場合,植え土と間どがはっきり別種とわかる場合は、植え穴をより大きめに掘って間土に良く似た良質土をまぜてやる。
■植え方
植える場合、植木の裏、表を見極めて正面を決めてください。植え穴に植木をすえたら、細かく砕いた土を穴の半分から三分の二くらい戻し入れ、突き棒で根の周囲を突きながら根のすみずみに土を行き渡らせます。その上から水をたっぷり注ぎます。水が自然に吸収されるのを待って再び土を入れ、根元まで埋めて根の周囲を軽く踏み固め、水を入れてもこぼれないよう杯状に少し盛り土します。そして水をたっぷり注ぎます。植え付け後も日かげんを見て水を与えてください。
■かん水
植え付け後かん水し春、冬,秋ではさほど必要ではありませんが、日照りが何日も続くようなときは朝か夕に一度十分かん水します。
■肥料の種類
化学肥料(化成肥料)は合成された肥料でN、P,K,の成分含有が高くて肥料の効果が早く表れる速効性です。肥料には養分の吸収後何も残らない無機質肥料と養分が吸収された後も多くのかすが残り、これが植え土と混ざり、土を団粒化する有機質肥料の二つに大別されます。
■肥料の与え方
肥料は、枝の良く伸びる五月~六月と冬の休眠中(寒肥)の二回に分けて施します。花木では夏に、花のもとになる芽が発生するので、この時期に肥効が表れないように注意します。窒素が効きすぎると栄養成長して、花芽が付かなくなることがあります。
■元肥
十二月~二月に有機質の肥料を与えます。
■追肥
五月~六月に化成肥料を一株につき一~ニ握り与えます。木の周囲にばらまいて土と混ぜ合わせます。花木の場合にはこれ以外に花が終わったあとに、化学肥料を一株に一握りくらい施しますと樹勢の回復に有効です。狭い庭で密植している場合は肥料が効きすぎると枝が徒長して樹形のコントロールができなくなります。したがって、元肥だけにしておき、施肥料も少なくします。
■消毒
消毒液には殺虫剤と殺菌剤の二種類あります。冬の間石灰硫黄合剤を散布していると春先の病気予防になります。殺虫剤は五月~六月に散布すると効果的です。早朝の無風時が散布に適しています。
HOMEへ